文鳥の皮膚真菌病の原因と対策【痒みや、頭をこすりつける】

文鳥 皮膚病 原因対策文鳥

換羽時期ではない時に、文鳥の頭から首にかけて羽毛が抜けていたり、黄色いかさぶたのようなものができていませんか?

また、文鳥が頭から首にかけてかゆみのために爪でひっかいたり、止まり木などに頭をこすりつけたりすることはありませんか?

もし、そんな症状がみられるなら皮膚真菌症(皮膚糸状菌症<ひふしじょうきんしょう>)という病気の可能性があります。

この記事では、皮膚真菌症がどのような病気なのか、原因と対策を具体的にご紹介します。

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皮膚真菌症とは?

文鳥 皮膚真菌症

皮膚真菌症(皮膚糸状菌症:ひふしじょうきんしょう)とは、糸状菌というカビの一種が皮膚に感染して起こる病気です。

皮膚真菌症の主な症状

文鳥 皮膚病 症状

頭から首にかけて羽毛が抜け、皮膚が赤く腫れあがったようになり、黄色いかさぶたのようなものができます。

文鳥 皮膚真菌病

出典:http://blog.livedoor.jp/chisukeblog/

痒いしぐさが頻繁にみられます!そのため爪で掻きむしって出血してしまうこともあります。

そのままにしておくと、かさぶたのようなものが大きくなり皮膚と一緒にはがれてしまうこともあります。

皮膚真菌症の原因

文鳥 皮膚病 原因 

カビの胞子は空気中などのあらゆる所にいますが、健康なときには感染しませんがビタミンAが不足していたり、免疫力の低下、ストレス、抵抗力が落ちてる場合も感染しやすくなります。

また、ゲージ(カゴ)など、飼育環境の衛生面がよくないことが原因になったりします。

文鳥は水浴びが大好きなのですが、中には水浴びがあまり好きではない個体もいるので水浴びをあまりしない文鳥や、羽繕いがうまくできない文鳥は感染しやすくなります。

皮膚真菌症の治療:対策

文鳥 皮膚病 治療

頭から首にかけてたくさん羽毛が抜け、皮膚が赤く腫れあがったようになり、黄色いかさぶたのようなものができた場合は皮膚真菌症の可能性や他の病気の可能性もあるので動物病院に受診し、抗真菌薬で治療します。

かゆみのため、ひっかいてしまうので文鳥の爪が伸びてる場合は切ってあげてください。

皮膚病の予防として、ゲージ(カゴ)などの飼育環境をいつも清潔に保つことが重要です。

また抵抗力や免疫力を高めるため、日頃から食事の栄養バランス考えて餌を与えましょう。

まとめ

記事 まとめ

・糸状菌というカビの一種が皮膚に感染して起こる病気が皮膚真菌症です。
・ 日頃からゲージ(カゴ)など飼育環境を清潔にして衛生面に注意しましょう。
・ 抵抗力や免疫力が低下していると感染しやすくなるので、普段からビタミンなどが取れるように餌をバランスよく与えて免疫力を高めておきましょう。

以上がまとめになります。

 

文鳥は、水浴びが大好きで1日に何度も水浴びをします。

水浴びは文鳥のストレス解消にもなりますが、水浴びすることによって文鳥自身の体も清潔になり病気の感染の予防にもなります。

文鳥が水浴びをすると水もだんだん汚れてきます。飲み水もそうですが、水浴び用の水も1日に数回は新しい水にかえてあげましょう。

小さくても文鳥はとても頭のいい動物です。そして文鳥はきれい好きです。
水を新しくかえると、水がキレイになったことが文鳥にもわかります。

わが家では、水浴びの容器は外掛式のバードバスを使っていますが、新しく水をかえて戻ってくると、すでに文鳥が容器を取り付けるところの前で待っています。そしてすぐに水の中に入って水浴びをします。その仕草がとても可愛く、いつも癒されています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました (*^^*)