文鳥のお腹のあたりが膨らんでいたり、文鳥のクチバシや脚の色が白っぽくなっていたり、紫がかって見えたりしませんか?
また、普段は便の周りの白いところ(尿酸)が緑色や黄色っぽくなっていることはありませんんか?
そんな症状がみられるときは肝臓障害の可能性があります。
今回の記事では肝臓障害(肝臓肥大)について具体的にご紹介させていただきます。
肝臓障害(肝臓肥大)とは?
肝臓障害は肝臓の機能が低下した状態や、肝臓が大きく肥大している状態です。
肝臓障害の主な症状
肝臓が肥大することにより腹部が膨らんできたり、普段は便の周りの白いところ(尿酸といいます)が緑色や黄色っぽくなっていたり、肝臓が大きく腫れてしまうことで呼吸が荒くなってしまうこともあります。
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/trsdh172
肝臓が肥大している場合はお腹を見ればわかります。
また、貧血症状によりクチバシや脚が白っぽく見えたり、紫がかって見えることがあります。その他にも、爪やクチバシの一部が伸びすぎてしまうこともあります。
肝臓障害の原因
肝臓障害(肝臓肥大)の原因は肥満、細菌やウイルス感染などによる慢性疾患、農薬の多い青菜などを食べていたり、私たち人間の食べ物を食べていたり、脂肪肝になっている場合に起こります。
また、抗生物質などの薬を長期間投与することによる過剰投与も肝臓に負担をかけてしまいます。
肝臓障害の治療:対策
肝臓を悪くしている原因に応じた治療し、強肝剤や肝臓の働きを良くするビタミン、ミネラルなどを投与します。
日頃からストレスにならないよう飼育環境を整え、栄養のバランスの良い餌を与えましょう。
また、文鳥の健康状態を知る為に、普段から文鳥の便の状態を観察するようにしましょう。
ワックス、ヘアスプレーや化粧品、人間が飲む飲み物、炭酸水などにも気をつけましょう。微量であっても、毎日文鳥が口にすると、肝臓を悪くしてしまいます。
まとめ
この記事では、肝臓障害(肝臓肥大)について解説させていただきました。
以下の3つが今回の文鳥の病気肝臓障害(肝臓肥大)のポイントです!!
文鳥にも私たち人間と同じようにいろいろな病気があります。
私たち飼い主が愛情を注いで大事に育てていても、病気になってしまうこともあります。
複数を同じように飼育していても、元気でいる文鳥もいれば病気を引き起こしてしまう文鳥もいます。
それは遺伝的要素や、私たち飼い主のところにくるまでに育った環境によっても違い、
その文鳥それぞれ健康状態に違いがあります。
私たち飼い主が、文鳥の免疫力を高められるように飼育環境を清潔に心がけたり、栄養のバランスを考えてあげることで、文鳥が病気への抵抗力を保つことができる力になるのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました (*^^*)