文鳥の脚や指の表面が白くカサカサになっていたり、羽毛が抜けやすいと思うことはありませんか??
その場合、甲状腺機能低下症になっている可能性があります!
この記事では甲状腺の病気の症状、原因と対策について詳しく解説していきたいと思います。
甲状腺機能低下症とは?
甲状腺機能低下症とは、代謝の促進などに働きかけるホルモンを分泌する甲状腺の機能が低下して代謝が悪くなる病気です。
甲状腺の場所
そのうと心臓の間あたりに、甲状腺があります!
画像でも確認ください!
甲状腺機能低下症の主な症状とは?
脚や指の表面が白くカサカサになったり、ホルモンの分泌が行われないと代謝機能が低下してしまうため、小食であっても脂肪が蓄積されて肥満になったり、寒さにも弱く保温が必要になったり、羽毛も抜けやすく生えにくくなり、後頭部などが禿げてきたりすることもあります。
また、無気力になりあまり動かなくなったり、寝ていることが多くなります。
ひどい場合には、体が冷たくなり昏睡状態に陥ってしまうこともあるようです。
その他にも肝臓の機能が悪くなったり、甲状腺が肥大して突然死することもあります。
甲状腺機能低下症の主な原因とは?
甲状腺機能低下症の原因は、ホルモンの材料となるヨードが不足していることが多いのですが、他には先天的に甲状腺が機能しづらい文鳥もいるようです。
ヨード不足の時は甲状腺が腫れているので見ればわかります。
甲状腺機能低下症の治療:対策
甲状腺機能低下症の治療には、ヨードグリセリンなど甲状腺ホルモンの材料となるヨードを含むサプリメントや、基礎代謝を上げるために栄養剤などを投薬したり、他にも疾病がある場合にはその症状に応じた治療がされます。
もし、昏睡状態になっている時は、安静にして33℃~35℃ぐらいに保温しましょう。
甲状腺機能低下症の文鳥は回復力がかなり低いので無理をさせるといろいろな病気を発病してしまいます。文鳥の様子をそっと見守りましょう。
文鳥を購入する際、先天的にこの病気をもっている文鳥なのかを見極めるのは難しいですが、成長が明らかに遅い文鳥は甲状腺機能低下症の可能性があります。
ボレー粉はあまり食べない文鳥もいるようですが、わが家の文鳥はボレー粉をよく食べてくれます。
また、文鳥がしっかり睡眠時間を取ることができるように飼育環境を整えましょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます