私たちは風邪をひくことがありますが、文鳥にも私たちの風邪と同じような症状の病気があります。
文鳥が鼻水を出したり、くしゃみをしていたり、口を開けて呼吸をしていたり、もしこんな症状がみられるなら気道炎という病気の可能性があります。
この記事では、気道炎(きどうえん)という病気について解説していきたいと思います。
気道炎(きどうえん)とは?
文鳥の鼻や気管、肺などが炎症を起こす病気です。
気道炎の原因
細菌などの感染や、体力の低下、栄養不足、寒い時にも起こす場合もあります。 また、老鳥など体力が衰えてくることで引き起こすこともあります。
気道炎の主な症状
鼻水、くしゃみ、咳、開口呼吸などの症状がみられ、呼吸の時に「ズーズー」や 「ヒーヒー」、「プチプチ」などの音がすることもあるようです。
気道炎の治療:対策
【治療】 動物病院で、必要であれば投薬します。薬を霧状にして吸わせるネブライザーが使われることもあるようです。
*対策*
・ 日頃から青菜や果物などを与えてビタミンを取れるようにし、免疫力を高めるようにしましょう。
・ ゲージ(カゴ)や、餌入れ、水入れなども清潔にしましょう。
・ 文鳥の飲み水が汚れていたり、こぼれてしまっていないかなどに注意し、毎日数回新しい水に取りかえ、文鳥が常に水分補給できるようにしておきましょう。
気道炎になってしまったら
* 病院で治療をしてもらい、温度と湿度に注意して水分不足にならないようにしましょう。
* ゲージ(カゴ)などを清潔にしましょう。
* 文鳥を複数で飼っている場合は、この病気は感染するのでゲージ(カゴ)を分けましょう。
まとめ
今回の記事は気道炎(きどうえん)について解説させていただきました。
私たちと同じように、文鳥も病気にならないために日頃からの予防が重要です。
栄養のバランスを考えて餌を与えてあげることだったり、ゲージ(カゴ)などの使用するものを清潔にすることも大切な予防になります。
また、飼い主さんが文鳥に優しく話しかけるなど、愛情をもって接してあげることは文鳥にとって気持ちが満たされストレスも軽減されるので、なにより大切な病気予防になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました (*^^*)