文鳥が、頻繁に止まり木に目をこすりつけるようなことはありませんか?
また、文鳥の目が充血していたり、涙目になっていたりしていませんか?
もしそんな症状がみられるなら、結膜炎(けつまくえん)や眼瞼炎(がんけんえん)の可能性があるかもしれません。
結膜炎や眼瞼炎について画像付きでご紹介していますので、参考にしていただければと思います。
結膜炎の原因と対策
出典:https://torich.jp/
文鳥のまぶたの裏や眼球を覆う結膜に炎症が起きるのが結膜炎(けつまくえん)です。
【症状】 目が充血したり涙目になったりします。
【原因】 文鳥同士がけんかをした時による外傷の場合や、目にほこりが入ったり、細菌や感染などによって起こることがあります。
【治療:対策】
・外傷性の場合は点眼薬などが用いられます。
・細菌やウイルス、トリコモナスの感染の場合はその感染症によって抗生物質、消炎剤の投与や駆虫剤の投与治療がおこなわれます。
眼瞼炎の原因と対策
出典:http://www.torinobyouki.com/blog/2013/04/post-78-136580.html
文鳥の目のまわりのアイリングに炎症が起きるのを眼瞼炎(がんけんえん)といいます。
【症状】 目のまわりのアイリングが腫れたり、涙目になったり、目が充血したりします。
【原因】 結膜炎と同じで文鳥同士のけんかによる外傷や、目にほこりや異物などが入ったり、細菌や感染によって起こることがあります。
【治療:対策】
・外傷性の場合は点眼薬などが用いられるようです。
・細菌やウイルス、トリコモナスの感染の場合はその感染症によって抗生物質、消炎剤の投与や駆虫剤の投与治療がおこなわれます。
*結膜炎、眼瞼炎、共通の対策*
・ゲージ(カゴ)などは清潔にして、保温で感染症を防ぎましょう。
・けんかをする文鳥同士は一緒のゲージ(カゴ)には入れないようにしましょう。
・ゲージ(カゴ)の中や、放鳥時に目を傷つけてしまうような物がないかを確認しましょう。
・普段から、目の粘膜を強くしてくれる青菜(ビタミンA)などを与えましょう。
まとめ
この記事では文鳥の目の病気、結膜炎(けつまくえん)と眼瞼炎(がんけんえん)についてご紹介しました。
上記に書いた症状がみられても、すべてがこのような病気とは限りませんので、気になることがあれば動物病院で診てもらいましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました (*^^*)