文鳥も、私たち人間と同じように個体によって性格が違います。
神経質な文鳥もいればそうでない文鳥もいます。また、ストレスを感じやすい文鳥もいます。
今回ご紹介するのは、どちらかというと神経質な性格の文鳥がなりやすい病気、てんかん発作についてご紹介していきます。
てんかん発作とは?
てんかん様発作とも言われます!
文鳥が急にいろいろな刺激を受けたり、緊張やストレスを受けたことで発作を起こしてしまう病気です。
てんかん発作の主な症状とは?
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/jackbo/diary/201111220000/
突然けいれんを起こしたり、口を開けて苦しそうにしゃがみ込んだり、もがき苦しむような動きや「ギュウギュウ」とあえぎ声を出してバタついたりします。
文鳥によっては、発作が起きる前に苦しそうに「キュウ~キュウ~」と口を開けて声を出したあと、脚が立たなくなり床に落ちて苦しむ状態になる場合もあります。
文鳥の個体によって発作のパターンに違いがあるようなので、発作を起こした時にはどのような状況から発作が起きるのかを、よく覚えておくことが重要です。
てんかん発作の原因とは?
てんかん発作は、急な緊張や刺激、ストレスを受けることが原因で引き起こします。
夜間や明け方の睡眠中に冷え込んだ時など、急激な温度変化(温度差5℃以上)によって発作を起こす文鳥もいます。
体への刺激や心理的な刺激、環境の変化などのストレス、色々な要素が原因になります。
例えば、文鳥をゲージ(カゴ)に入れて普段行ったことのない部屋や、行ったことのない場所に連れて行ったりすることで文鳥は緊張し発作を起こすこともあります。
てんかん発作の治療:対策
突然、バタつきながらギュウギュウと苦しそうな声を出したり、横たわりもがき苦しむ様子を見ると文鳥が死んでしまうのではないかと心配になりますが、しばらく(数分)すると何もなかったかのように普段通りに戻ります。後遺症などもありません。
何度も発作を起こしたりする場合は、動物病院で向精神薬が処方されることもあるようです。
発作時の注意点
発作が起きている時は文鳥は自分で神経をコントロールできないので、誤って気管に入ってしまう可能性があります。気管に入ってしまうと窒息してしまう恐れがあるので発作が起きている時は水は与えないようにしましょう。
発作を起こした時は様子を見て一度、鳥を診ることのできる動物病院で診てもらいましょう。
てんかん発作の予防法4つ‼
自律神経がみだれてしまうような昼夜の時間の感覚が曖昧になってしまう生活をさせてはいけません。
文鳥が適度な運動ができるように工夫したり、落ち着いて生活できる環境を整えてあげましょう。
神経伝達の助けになる物質を含む青菜やボレー粉などを与え、ビタミンやミネラルが不足することのないように気をつけましょう。
これらの予防法はこの病気に限らず、私たちの大切な文鳥が健康でいるために普段から気をつけたいことですね。
まとめ
この記事では、てんかん様発作について解説させていただきました。
いつも元気にしている文鳥が、急にもがき苦しむような状態になった時、文鳥がどうなってしまうのかと私たち飼い主はとても不安になってしまいます。
日頃から文鳥と心をかよわせている私たち飼い主の不安は必ず文鳥にも伝わります。
もしも文鳥が病気になってしまった時、文鳥が落ち着いて元気を取り戻せる適切な対応ができるように心がけたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました (*^^*)